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【IBCラジオ】ゴクッとしあわせ湯田牛乳(2017/2/1放送分)

 

IBCラジオ「ゴクッとしあわせ湯田牛乳」(2017/2/1放送分)では、㈱湯田牛乳公社・専務取締役溝渕郁夫が出演し、前回に引き続き「牛乳乳製品の摂取と認知症予防について」お話させて頂きました。
皆様ご存じのように、「認知症」は病名ではなく、さまざまな病気が原因となって生じる「症状」で、高齢になればなるほど有病率が高まります。日本の認知症高齢者数は2012年は約462万人でしたが、団塊の世代が全て後期高齢者にな2025年には約675万人まで急増すると予測されており、いろんな切り口で予防治療の研究が進められています。そこで前回は、一般社団法人Jミルク「認知症とその予防。生活習慣・食生活の改善に向けて」という資料の中から、東京大学医学部付属病院老年病科准教授・小川純人先生が唱えている「認知症予防には、40代から生活習慣病やメタボ対策、高齢になってからの低栄養対策が大切。その対策の一つとして、牛乳乳製品の摂取は効果的」というお話をさせていただきましたが、「高齢になってからの低栄養対策」については、時間の都合上、今回に持ち越させていただました。そこで今日は、まずはそのお話から始めたいと思いますが、「フレイル」という言葉をご存じですか。
「フレイル」は、日本老年医学会が2014年5月に提案した、高齢による筋力・活力の衰えを示す言葉で、要介護と健康の間の「衰えの段階」にいる人を指し、予防も治療もできます、と呼びかけています。認知症をはじめとする認知機能の低下も「フレイル」の一部と考えることができ、予防や治療が重要になります。
高齢になると、食欲が低下したり、飲み込みが悪くなったり、買い物や料理が面倒になるなど様々な要因で、気づかぬうちに“低栄養状態”になってしまうことがあります。イタリアやフランスの研究でも、低栄養状態と認知機能の低下は関係があるという報告がされており、認知症予防という観点から、「高齢になってからの栄養対策」はとても重要だと思われます。
牛乳は動物性たんぱく質を多く含む食品ですから、低栄養対策にとても有効です。牛乳で作る乳製品も、もちろん有効です。鶏肉や牛肉、豚肉、魚などに加え、たんぱく質を安価かつ手軽に摂取できますので、低栄養対策に活用していただきたいと思います。それから、以前この番組で、国立長寿医療研究センターの大塚礼先生が唱える「牛乳乳製品を摂取すると、認知機能が衰える度合いを和らげることができる」というお話をさせていただきましたが、覚えていらっしゃいますか。
牛乳乳製品に含まれる脂肪酸が、認知機能が衰えるリスクを減らしてくれる可能性があります。脂肪酸は炭素が鎖状に繋がった構造をしており、食品中に含まれる脂肪酸は、炭素の数により長い鎖と書く長鎖・中くらいの中鎖。短い短鎖脂肪酸に分かれており、魚から取った油に含まれるDHAは長鎖脂肪酸の一種、牛乳乳製品に豊富に含まれる脂肪酸は、中鎖・短鎖脂肪酸なそうです。認知症の予防効果を医学的、科学的に証明する為のデータは、まだ十分に蓄積されていないようですが、国立長寿医療研究センターが、地域住民を対象に1997年から継続して行っている調査のデータによると、短鎖脂肪酸の1つである酪酸の摂取が一日180mg増えると、認知機能低下リスクが15%下がることが示されています。酪酸180mgは、普通の牛乳カップ1杯分にも満たない牛乳150gに含まれる量です。また、中鎖脂肪酸の1つであるオクタン酸の摂取が一日81mg増えると、認知機能低下リスクが16%下がることも示されていますが、これは有塩バター9gに含まれる分量に相当します。健康上、あるいは嗜好上の問題がない方は、特に高齢の方は、毎日の食習慣にぜひ牛乳乳製品を入れていただきたいと思います。私も今の仕事をしてなかったら、実践どころか、食習慣の大切さにも気づけなかったかもしれません。牛乳乳製品以外にも、認知症の予防に効果があると期待される食品は沢山ありますので、こういう話をきっかけにご自分の食習慣を見直していただければありがたいです。
前回は最後にホットミルクを飲んでいただきましたが、今日は、よろしければ低温殺菌牛乳「厚子」のノンホモとドリップコーヒーで作ったカフェオレを飲んでいただきたいと思います。このカフェオレ、私はほぼ毎日飲んるんですが、本当に美味しいです。

 

【今週のプレゼント】

おいしいカフェオレを作ってほしいので湯田牛乳公社の低温殺菌牛乳「厚子」ノンホモ1000ml(1本)と免疫力強化につながる乳酸菌をとってほしいので、のむヨーグルト1000ml(1本)を3名様にプレゼントさせて頂きます。

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