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【IBCラジオ】ゴクッとしあわせ湯田牛乳(2020/12/2放送分)

IBCラジオ「ゴクッとしあわせ湯田牛乳」(2020/12/2放送分)は、西和賀町の地域ブランド「ユキノチカラ」事務局とブランドマネージャーを務める加藤紗栄さんが出演し、「ユキノチカラ」についてのご紹介をさせて頂きました。
【水越アナ】さて、今日のゲストは西和賀町の地域ブランド「ユキノチカラ」、事務局とブランドマネージャーを務める加藤紗栄さんです。加藤さん、よろしくお願いします。
【加藤さんこんにちは、よろしくお願いします 。
【浅見アナ】今回は、この「ユキノチカラ」について教えてください。


【加藤さんはい、「ユキノチカラ」は6年前の2015年からスタートした西和賀町の地域ブランドです。西和賀町は東北でも屈指の豪雪地帯で、多い時には積雪2m以上にもなる地域です。住民にとっては冬の活動を妨げる邪魔者の雪ですが、実はこの雪があるからこそ、美味しいわらびが採れたり、雪解け水により美味しいドブロクやビールができたり、雪の恩恵をたくさん受けています。そのことを伝えたいということから「雪を町の力に変える=ユキノチカラ」として、ブランド化し、商品を通じて西和賀の魅力を発信しています。
【水越アナ】そうなんですね〜、カタログを拝見すると、お菓子や、わらびのピクルス、どぶろくやビール、お米など、色々な商品がありますね。このユキノチカラのブランドマーク、(聞いてる人にもわかるようなマークの説明お願いします)、雪が降っているイメージでしょうか?
【加藤さんはい、屋根に雪が積もる様子とおうちの中の団欒、雪国の暖かい暮らしをイメージしています。このマークは岩手県のキャラクター「わんこきょうだい」の生みの親である、盛岡在住のデザイナー、小笠原雄大さんにデザインしていただきました。
【浅見アナ】盛岡のデザイナーの方々がこのプロジェクトには関わっているんですね。
【加藤さんはい、町の事業者と一緒に、商品開発やブランドづくりには盛岡に事務所がある6名のデザイナーの方々に関わっていただきました。そのほか地域の金融機関である北上信用金庫様、そして県の工業技術センター様にもサポートをいただき、地域の力を結集して、このユキノチカラブランドを作ってきました。私は立ち上げ当時、グッドデザイン賞を運営する東京の公益財団法人日本デザイン振興会の職員として、このプロジェクトの企画と運営を担当していたんですけれども、何年も西和賀へ出張で通ううちに、やはり地域に根付いて仕事をする必要性を感じたので、退職して西和賀町へ移住し、現在ユキノチカラの事務局を担当させていただいています。
【水越アナ】そういう経緯があったんですか? 西和賀町にとっては心強い戦力アップですね。プロジェクトの始まりを教えてください。
【加藤さんはい、西和賀町は、現在、人口5400人ほどの町ですが、人口減少と高齢化が進んでおり、現在人口の約半分が高齢者です。そして、2014年の日本創成会議で「消滅可能性都市」というデータが発表されたのですが、西和賀町は岩手県でワースト1位、つまり「県内で一番最初に消滅する町」と言われてしまったんですね。
【浅見アナ】「一番最初に消滅する町」!それはショックですね。
【加藤さんはい、そこで、やはり西和賀に人が集まり元気にしていくには、地域で良いものを作り、売り、稼いで、仕事を創り出していかなければならない、ということで、デザインの力を使ってその課題解決をと立ち上がったプロジェクトなんです。
【水越アナ】そうなんですね〜。加藤さんからみて、最初の西和賀町の印象はどうでしたか?
【加藤さんはい、私がまずリサーチのために西和賀に初めて訪れたのが2015年の春で、ちょうどこの「消滅可能性都市」が話題になっていた頃でした。西和賀町は食材や加工食品など、本当に美味しいものがたくさんありますし、志の高い事業者も多かったので、「いつか消えてしまう町」という印象は全くありませんでした。そして、私自身が都会生まれでここまで自然いっぱいの田舎に来たことがなかったので、美しい自然と、暖かい人たちと、雪国独特の文化が新鮮でたまらなかったんですね。同時にこのふるさとをなくしたくないという思いになりました。ただ、西和賀町には良い商品がたくさんあるのですが、そのよさをなかなかうまくアピールできていなかったんですね。そこで、デザインの力をうまく使って、西和賀の恵みの源である「雪」をテーマにしたパッケージに統一したり、商品の大きさや価格を見直したり、また、商品が生まれる背景や生産者の思いを丁寧に伝えることによって、商品をより魅力的なものにしてきました。5年間で町内12事業者による40種類以上の商品を開発し、現在は参加事業者により協議会を結成してユキノチカラブランドを運営しています。
【浅見アナ】いつも西和賀町の事をお聞きしている私たちには町民の皆さんがとっても頑張っている印象なんですが、ユキノチカラブランドを作って、地域の変化はありましたか?
【加藤さん】はい、西和賀町は個人や家族経営など小規模の事業者さんが多いのですが、これまでなかなか1家族経営体、1社だけでは出られなかった商談会や販売会へ、ブランドとして一丸となって出ていけるようになったことが大きいと思います。また、事業者だけでなく町民の皆さんにとっても「ユキノチカラ」を通じて西和賀町が県内外で話題になることで、少しずつですが、これまでの雪に対するネガティブな気持ちが変わってきて、地域の誇りや地元愛につながってきていると思います。この6年間で生まれた商品とそのエピソードが色々ありますが、この続きはまた来月お話させていただきたいと思います。
【水越アナ】それは楽しみにしています!ユキノチカラの情報はどちらでみられますか?
【加藤さん】ユキノチカラのホームページ「yukino-chikara.com」facebookで情報を発信しています。また、12月18日(金)、19日(土)に盛岡の岩銀赤レンガ館で開催するクリスマスマーケットにも出店予定ですので、ぜひお越しいただければと思います。



【水越アナ】では、また来月、ユキノチカラの素敵なお話を楽しみにしています。
【浅見アナ】今日は、「ユキノチカラ」についてお話しを伺いました。加藤さん、ありがとうございました。
【加藤さんありがとうございました。
【水越アナ】次回の放送もお楽しみに~、ぜひお聴き下さい。『ゴクッとしあわせ湯田牛乳』この放送は、湯田牛乳公社の提供でお送りしました。

今週のプレゼントは、ユキノチカラオリジナル「トートバック」(SLOW LIFE、SNOW LIFE)5名様にプレゼントいたします。

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